北海道民の私にとっては、カニと言えば毛ガニをイメージします。
カニの王様とも呼ばれる、大迫力のタラバガニや人気のズワイガニももちろん美味しいとは思いますが、
その２大ガニよりも、断然小ぶりですが、甘みのある身と濃厚ななミソが絶品です。
価格的にもタラバガニやズワイガニまで、高級品ではないので、購入しやすいのが北海道で人気なのかも知れません。
インターネット通販でも、人気があるのはタラバガニやズワイガニの方ですが、毛ガニを食べたことが無い方には、
一度食べてみることをオススメします。
毛ガニは小ぶりな分、タラバガニの様に豪快に身のたっぷりついた脚を何本も食べれる様な感じではなく、
細くて短い脚の中にぎっしりと詰まった身をスプーンなどで取り出して大事に食べる様な感じのイメージです。
量より質という言葉がピッタリな感じだと思います。
そして、最大の魅力は甲羅部分にある、濃厚なカニミソです。
正直、毛ガニはトゲが多くて、脚も細いので食べづらいのですが、脚を全て外してから甲羅を開けると、
たっぷりと詰まった極上のカニみそが出てくるので、それまでの苦労が報われる感じです。
私は、カニミソがが大好きなので、毛ガニを食べる時には積極的にさばくのを担当して、
美味しいカニミソを遠慮なく食べる権利をさりげなく主張しています。
今では動画サイトなどにも、毛ガニの簡単なさばき方の動画があるので、初めての方でも問題なく安心してさばけると思います。
もう少し毛ガニの存在がメジャーになって欲しいものです。
